これは、小さなリンゴと少しの(では済まない)無謀の物語【mixi日記転載】

アップル社のジョブズCEOの新型iPodのゲームについての説明
http://mainichi.jp/select/biz/it/news/20100907k0000m020068000c.html

「(アップルは)世界の携帯ゲーム市場の50%超のシェアがある。

ゲームのダウンロード件数は15億回」。ジョブズCEOは何度も「驚きだ」と繰り返したうえ、

DSとPSPを名指しし、携帯型ゲーム機としてiPodタッチが優位にあると印象づけた。

確かに数字としては大きい。ジョブズが驚くのも無理はない。

だが、iPhone用ゲームにおける1回ダウンロードとDSやPSPのゲーム1本の購入は

一見似ているようで全く異なるモノである。

ゲームとしてのボリューム、ユーザ体験、その「1本がどれだけの時間を楽しくしてくれるか」

その辺が全く含まれていない、莫大ながら非常に薄っぺらな意味しか無い、言うなれば

“バブル”のような数字を見てジョブズは酔っているに過ぎない。

そしてDL本数を突き詰めていけば、ビジネスモデルは粗製濫造へと向かっていくだろう。

かつて、1983年のアメリカで、粗製濫造されたゲームがユーザから総スカンを喰う

アタリショック」という事件があった。粗製濫造モデルはこの歴史を繰り返す可能性が

極めて高いと言えよう。そうなればプラットフォームとしてのiPhoneの価値までも倒壊する。

下手をすれば携帯用ゲーム市場そのものまで道連れに倒壊しかねないキケンな事態だ。

事実、iPhone系のDLゲーム市場に既存のコンソール系のゲームメーカーが参入している

ケースは多い。数字の上では大量の数字が動くので、金額という数字にしか興味のない

経営者「じゃあ儲かる方に経営資源を集中しましょう(^^)」とか言い出せばDS/PSPの

ゲームコンソール向けを”事業仕分け”してしまう会社が出てきてもおかしくない。

これもまた”バブル”に踊らされている事になるのだろう。

人は同じ過ちを繰り返す…全く!! 、と言わねばならない時が来てしまうのか。

タイトル引用元ネタについては他意無し。

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